アンパンマングミ
アンパンマングミが好き。保育園のころから好き。
アンパンマングミ(オレンジ)がことさら好き。
いっとき、全く見なくなって、最近やっと復活してきたけれど、コンビニやスーパーではグレープにしか遭遇しない。
なんでだろ、売れなかったのかしら。
あの安っぽい、うすいオレンジが良かったのに。
グレープじゃ、あの安っぽさは出ないのに。
保育園帰りに、スーパーで母に買ってもらって、自転車の後ろの席でゆられながら食べて。
薬を飲むときにはあんなに嫌なオブラートもなぜか美味しく思えてしまう、グミの不思議な魅力(でも、やっぱりボンタンアメのオブラートは嫌い)。
家に帰ったころには、すっかりなくなって。
アンパンマンの形の氷を作ろうと、水を入れてみるけれど、器が平べったすぎてなんども溢れて、なくなってしまう。
やっと冷凍庫に入れて(入れてからも我慢できなくて固まってないのに取りだそうとしてぱりっぴちゃっとなって悲しくなる)、取り出してみても、やっぱり平べったすぎて顔も目も鼻もなにがなんだからわからない。
いいもんも悪いものも、こんなもんだなあとしみじみしたりもしてみたり。
最近は、仮面ライダーや妖怪のシリーズも出ているけれど、なんとなくアンパンマン。
あのうすいオレンジをしみじみ思い出しながら、グレープを今日も食べる。